ABBの技術が日の出る国、日本の大規模太陽光発電所の安定的な発電を支えます

2016-10-04 - ABBは、北海道に新設される28メガワット出力の太陽光発電所に、エネルギー貯蔵システムと太陽光パワーコンディショナを納入します。最先端の技術により、信頼性が高く、かつ効率的な太陽光発電の系統への連系を可能とし、系統の安定性を向上させ、日本国内の再生可能エネルギーの利用推進を支援します。

日本は、世界有数の太陽光発電市場であり、近年成長を遂げてきました。2015年度の日本国内の年間総需要電力量のうち約3.5パーセントは太陽光発電により供給され、2016年2月現在の太陽光発電設備容量は32ギガワットに達しています。経済産業省は、2030年までにこの設備容量が64ギガワットまで増加し、総需要電力量の7パーセントが太陽光発電により供給されると予測しています。

新千歳柏台太陽光発電所は、日本のエネルギープロダクト社と韓国の韓国電力公社が共同出資する日本国内有数の太陽光発電所です。当プロジェクトは、エネルギープロダクト社が再生可能エネルギーの利用を推進する試みの一環として取り組むもので、2017年の竣工時には、1万枚以上の太陽電池パネルで、同地域のおよそ1万1千世帯の年間電力消費量に匹敵する35ギガワット時を発電する見込みです。

バランスと制御の重要性


ABBは今回、17メガワット出力のコンテナ型電力貯蔵システムEssPro™ 、2メガワット出力のPVS800—IS パワーコンディショナステーション14基に加え、エネルギーマネジメントシステムを納入します。EssPro™システムは、蓄電池から放電または蓄電池へ充電することにより、当太陽光発電所の出力変動を緩和し、北海道電力の系統連系要件で求められている定格出力に対して、変動率毎分±1パーセント以下に調整します。世界的には一般的に変動率毎分10〜20パーセントが許容されているのに対し、北海道の系統連系要件は極めて厳格なものと言えます。このため、電力貯蔵システムおよびパワーコンディショナシステムの高度なダイナミック制御が求められます。信頼性の高い電力系統維持のためには、太陽光発電所の出力変動を緩和することが必須条件なのです。例えば発電所の上空を雲が横切るような天候では、太陽光発電所の出力は不安定な状態となり、系統の負荷バランスを崩す要因となる可能性があります。電力貯蔵システムを併設することにより、太陽光発電における出力のばらつきを瞬時に調整、制御することが可能となります。

「このプロジェクトは、ABBの電力貯蔵システムや太陽光発電用パワーコンディショナの最先端技術および電力ソリューションが、世界中の国々で太陽光発電の普及、信頼性の向上に寄与していることを示す絶好の例と言えます。環境への影響を最小限にとどめつつ、世界的に増加するエネルギー需要に対応するためにも、再生可能エネルギーの導入は、我々ABBのネクストレベル戦略の重要な要素です。」と、ABBのグリッド・インテグレーション事業部の責任者であるオレグ・アレイニコフは述べています。

ABB について(www.abb.com) ABBは、世界の約100カ国に135,000人の従業員を擁する電力技術とオートメーション技術のリーディングカンパニーです。環境負荷を最低限に抑えながら、お客さまの業務効率を最適化する製品、ソリューションの数々を、電力、一般産業、交通/社会基盤の各分野に提供しています。

ABBジャパンについて (www.abb.co.jp)ABBジャパンは、ABBのグローバルネットワークの国内拠点です。ABBジャパンは、ABB株式会社と3つの合弁会社でグループを構成し、約750名の従業員、15都市にわたる販売/サービスネットワークを展開しています。日本国内において電力およびオートメーションに関する事業を、製造、販売、サービスの各分野で展開しています。



本件に関するお問い合わせ先:

ABB 株式会社
広報・渉外
又吉 / 村山
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Tel:03-4523-6150
Fax: 03-4523-6190


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