所属:PA(プロセスオートメーション事業部)
職務:エンジニアリング・サービス部
出身学科:電気電子工学専攻
山本正明
■念願の仕事に
07年入社、プロセスオートメーション事業部エンジニアリング・サービス部所属の山本正明に、就職先としてABBを選んだ理由をたずねると「海外と積極的にかかわる仕事がしたかったのです。ABBならば海外に出て仕事をするチャンスが多いだろうと思いました」という回答。入社から1年と2カ月。希望がかない、出張、研修をあわせた海外への渡航回数は、もうすぐ二桁に達しようとしています。山本は今、圧延荷重計、張力計などの計測機器のコミッショニング(試運転)を担当しています。扱う製品は主に製鉄の現場で使用されているもので、国内の大手製鉄所や海外の製鉄プラントがその活躍の場となっています。
■中国、そしてスウェーデンへ
入社後まもない昨年7月、一年先輩の同僚と2人で中国(上海)のお客さまのもとへと出張。納品した張力計の調整など、2週間に渡ってコミッショングを行いました。その後、ABBチャイナ(北京)で2日間のトレーニング研修を受けるため、8月にはふたたび中国へ。そして11月の半ば、初の本格研修のため、山本は単独、スウェーデンのヴェステロスへ飛びました。
研修期間は2週間。最初の1週間は計測機器グループで扱っている製品の概略をつかむためのベーシックな研修で、毎日違う製品を座学と工場の現場で学びました。2週目は、中国人の同僚と2人だけを対象に、専門のサービストレーニングメニューが組まれていました。最初の週の研修では、アメリカ、イタリア、トルコ、韓国など、欧米アジアのABBで同じ製品を扱う社員が集まり、研修を通して、さまざまな国の人と異文化交流もできたとのこと。また、2週間ずっと一緒に過ごした中国人の同僚とは、帰国後もメールで仕事の相談ができるだけの信頼関係を築くことができたようです。
■研修で大変だったこと、研修から得られたもの
研修で何が大変だったのかとたずねると、「やはり語学です」という答え。「説明や講義も、参加者同士のやりとりも、専門用語から日常会話まですべて英語だったので、理解するのが大変でした」と当時を思い出して苦笑します。しかしその経験は、山本にもっともっと英語力を磨こうと決意させる、よい刺激にもなったようです。研修の成果については、「ふだん見られない製品の内部を見ることができて、理解が深まったことが一番です。このほか日本以外のABBの方とも触れ合うことができて、仕事や国に対する考え方の違いが分かったことや、何かの際には彼らと連絡を取り合って情報交換できるようになったことが大きな収穫だと思います」とのこと。
■今後に向けての決意
しかし、2週間のスウェーデン研修だけが「特別」とは思っていないと山本は言います。「研修から得るものは確かにたくさんありました。でも、お客さまのもとで実際に仕事をすることこそ、とても大事だと思うのです。先輩や上司を見ていると、彼らの高い技術が現場での経験によって支えられていることが分かります。だから自分もいろんな現場をこなすことで、実力を身につけて、本当のエンジニアになりたい。いろいろなものを吸収してバックグラウンドをしっかり作りたい。そのためにも、まずは海外にも国内にもどんどん出て、いろいろな仕事をしたい。そう思っています」とまっすぐな瞳で語ってくれました。
 工場研修でトレーナーと |
 研修を終えたあとの食事のひとこま |
 同僚とボーリング場へ。リラックスした空気の中で、互いの理解を増すことができました |