ネットワーク力を武器に、海外拠点からも迅速にヒューマンリソースを提供。

ABBは形状計、板厚計、圧延荷重計、張力計などの計測機器ラインナップを充実させ、さまざまな圧延ラインにおけるプロセスの制御・生産性・品質向上に貢献してきました。その活躍は国内だけにとどまりません。日本メーカーの海外進出にともない、ABBのグローバルネットワークを駆使して海外拠点からも迅速にヒューマンリソースを提供。信頼と実績を築き上げ、ABBの計測機器ビジネスは急成長を続けています。



だから私はABB
河原崎俊雄
プロセスオートメーション事業部
計測産業機器部 マネージャー 



──河原崎さんの部署で扱っている計測機器の特徴について教えてください。

河原崎 形状計、板厚計、圧延荷重計、張力計などはいずれも圧延プロセスに欠かせないものです。プレスダクター(磁歪)テクノロジーでABBは50年にわたり全世界に実績を有し、これまで国内の製鉄機械メーカー・電機メーカーに最高品質の製品・サービスを提供してまいりました。日本市場でのABB製品のマーケットシェアは50%以上。ビジネスの規模はこの5年ほどで約4倍にまで拡大しています。

──急成長の背景には、中国でのビジネス拡大もあると聞きますが。

河原崎 たしかに。中国はいま、ものすごい勢いで経済が成長していますから。たとえばここ数年、取扱量が増えている製品の一つに、形状計(Stressometer)があります。形状計は主として製鉄メーカーなどに納入され、圧延材製造プロセスにおける異常検知や形状品質の維持・向上に威力を発揮します。ABBジャパンでは2、3年前から形状計の受注が急激に増えました。オリンピックや万博開催を控えた中国で製鉄所増設プロジェクトが活発化し、需要が増しているのもその理由です。

──もともと海外での案件が多いのですか?

河原崎 本来、私たちたちのビジネスは日本国内のみです。ただし国内メーカー(製鉄機械メーカーおよび電機メーカー)のお客さまが海外案件を受注し、契約が私たちどもと結ばれる場合のみ海外案件をハンドルすること事ができ出来ます。ビジネスの相手はすべて国内メーカーです。そのお客さまはアジアを中心にどんどん海外にも進出している。従って、必然的に私たちも海外のプロジェクト向けに製品を納入していくことになります。中国のほか、台湾や韓国、マレーシアなどの案件も増えていますし、今後はインド、ロシアやベトナム等でもビジネスは拡大していくでしょう。ハンドリングはすべて日本サイドで行いますが、必要に応じて製品の製造拠点であるスウェーデンや、中国、韓国、台湾などABBの海外拠点からも迅速にヒューマンリソースを提供できる体制が整っています。そのグローバルなネットワーク力こそ、私たちがビジネスを進める上で一番の強みになっていると思います。

──そうした海外との関係づくりには、とくに力を入れてきたようですね。

河原崎 最近はアジアでのプロジェクトが増えているだけに、韓国、中国、台湾などのABBスタッフとの密な情報交換が欠かせません。私がマネージャーに就任してから、定期的にアジア地域でのミーティングを開くようにしました。現在は毎年1回、各国での持ち回りで開催し、それぞれの国のマーケット特性やプロジェクトの現状、ビジネスの成功事例などを話し合い、良い面はお互いに積極的に取り入れるようにしています。各国のスタッフとの間に強い絆をつくっておくことで、必要なときにお互いに全力でサポートし合うことができる。それが結局、製品・サービスを納入するお客さまの満足度向上につながっていくと思うのです。

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