ノルウェーでの研修で、ロボットに対する理解が深まりました

所属:RO(ロボティクス事業部)
職務:カスタマーサービス部 広島営業所
重広禎充

■2カ月半のノルウェー研修
広島営業所の重広禎充(’06年度入社)は、自動車工場などで稼働する塗装ロボットのメンテナンスやトラブルシューティングを中心としたサービスの業務に就いています。現場での日々のやりとりから、自分の扱うロボットや塗装全般について、知識を増やす必要性を感じていましたが、業務をこなしながらの勉強は困難でした。しかし今回、重広にチャンスが訪れました。2007年9月15日から11月30日の2カ月半、ノルウェーのブリーネ(Bryne)にあるNOFAC(塗装ロボットの開発拠点)で、塗装ロボットについての集中研修を受けるように命じられたのです。

■国ごとの考え方の違いに戸惑いも
NOFACでいっしょに研修を受けたメンバーは6人。韓国、中国、イタリアなど、全員が異なる国からきたサービス担当者です。研修の目的は、座学および、分解、組立て、実際の操作などの作業を通して、塗装ロボットの基礎から応用までを深く理解することでした。また研修には、想定されるトラブルに関して、対策や対応のしかたを学ぶ実習スケジュールも組み込まれていました。作業は6人が協同で行っていましたが、考え方の違いなどもあり、意思の取りまとめがとても難しかったようです。また、分解、組み立ての作業では、国ごとの考え方の違いも出て、とても印象深かったと重広はいいます。「ロボットを分解したり組み立てたりする時、ボルト一本でもなくしたら大変だから慎重にやるようにと日本では指示されます。しかし、なくなったら別の新しいボルトを持ってくれば問題ないと考える人もいて、それが驚きでした。国が違うと、考え方もこんなに違うのかと実感した場面でした」


ノルウェーのNOFAC

ノルウェーの自然の中で

■研修でできた人脈が、困ったときに生きてくることを実感
研修にあたっては、6人で一軒の家を借り、協同で自炊中心の生活をしていましたと、重広は当時のことをふり返ります。「それぞれの生活スタイルや食文化の違いが出て苦労したところもありましたが、終わってみればあっという間の2カ月半でした」。期間中24時間をともに過ごした研修メンバーとは、帰国後も仕事の上で何か問題が起きた時に互いに情報交感ができるほど親しくなったといいます。「マニュアルにも載っていないようなトラブルが起きた時、研修でお世話になったトレーナーやヘルプデスクの技術者に気軽に相談ができるようになったのも、研修のひとつの成果だと思います」と重広は話してくれました。

■徐々に深まっていくロボットへの理解
技術面での成果は、帰国直後はあまり強くは感じなかったといいます。それが、現場で仕事を続けていくうちに、じわじわ実感するようになったとのこと。「研修では、ロボットのひとつひとつの部分について設計思想から教えていただいていましたが、帰国してあらためてメンテナンスをするようになって、『あぁ、そういうことだったのか』と実感することが増えました。また、お客さまからの技術的な質問に自信をもって答えられるようになったことも大きいですね」と重広。徐々に手ごたえも感じはじめているようです。そんな研修でしたが、実はこれで終わりではありません。この4月から、昨年の続きとなる第2回目の研修が始まります。「ロボットについて、もっと理解を深めて帰ってきたいと思います。そして、現場では多くの人と触れ合う機会を作り、『人のネットワーク』も拡げてきたいです」と決意を語りました。

Last edited 2008-04-18
    重広さんと同僚たち
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